【ほんタメ!】最高すぎる小説の書き出し6選【あかりん企画】
ほんタメ!動画が更新される度に備忘録としてUPしていきます。
Contents
小説の“書き出し”に鳥肌…!
「ほんタメ」は
“ほん”から色んな“タメ”に繋がる
エンタメチャンネルです。
教育系YouTuberのヨビノリたくみさん
女優・タレントの齋藤明里さん(あかりん)
がMCを務める
本好き同士の対話形式で番組が進む人気番組です。
2021年12月15日公開の動画です
今回のほんタメは
『小説の書き出し6選〜〜〜!!!』
本を開いた瞬間に目に飛び込んでくる「書き出し」。
たった数行で読者を物語へ引き込む“魔法の数行”を、
個性豊かな6作品からご紹介!
紹介書籍 & 書き出しの魅力
『重力ピエロ』伊坂幸太郎
「春が二階から落ちてきた。」
『重力ピエロ』伊坂幸太郎 (新潮社)
▶︎ 詩的な情緒をまといつつ、家族の物語へ滑らかに繋がっていく名書き出し。
読んだ瞬間に世界観へすっと入れる伊坂作品らしさ全開。
『白い衝動』呉勝浩
「Aはまだ、人を殺してはいない。」
『白い衝動』呉勝浩 (講談社)
▶︎ “まだ人を殺してはいない”という不穏な一文からスタート。
真っ直ぐな硬質さと危うさが共存する一撃で、物語の方向性を暗示。
ミステリ好きには最高の“掴み”!
『ミシン』嶽本野ばら
「ねぇ、君。雪が降っていますよ。
世界の終わりから出発した僕たちは、
一体、何処に向かおうとしていたのでしょうね。」
『ミシン』より 「世界の終わりという名の雑貨店」嶽本野ばら (小学館)
▶︎ 難しい漢字や独特の言い回しが連続する、唯一無二の文章世界。
耽美な空気に引き込まれる快感。
最後まで読んだら意味が分かってもう一度読み返したくなる。
嶽本作品の美意識が冒頭から爆発。
『キャットフード』森川智喜
「おれたち猫が 時々集会を開いていることは 人間も知っているようだが、
さすがに彼らも そこで何を話しているのかについては知らないようだ。」
『キャットフード』森川智喜 (講談社)
▶︎ “猫が喋り始める”…!? とにかく心を掴む奇妙でユーモラスな始まり。
小説の自由さ・楽しさを感じさせてくれる意欲作。
先の展開が見えないワクワク感◎
『私の消滅』中村文則
「このページをめくれば、あなたはこれまでの人生の全てを失うかもしれない。」
『私の消滅』中村文則 (文藝春秋)
▶︎冒頭だけで背筋がゾワッとする危険な一文。
手記形式で進む心理ミステリで、深い闇と哲学が凝縮。
『虚無回廊』小松左京
「さっき、”私”が死んだーー二、三分前の事だ。
正確に言えば、五年と八ヶ月二十六日十四時間余り前の事になる。」
『虚無回廊』小松左京 (徳間書店)
▶︎ SFらしい硬派な宇宙観から始まる“本格”の書き出し。
読み始めた瞬間「これは面白い」と確信できる古典SF!
まとめ
文学の楽しさは結末だけじゃない。
“冒頭の一行”で心を掴まれる快感も小説の醍醐味!
今回紹介の6作は
それぞれ違うジャンル・違う魅力で
“書き出しの凄み”を体験できる名作ばかり
気になった方は、ぜひページを開いてみてください
