【ほんタメ!】発売前から重版!?一穂ミチ【作家インタビュー】
ほんタメ!動画が更新される度に備忘録としてUPしていきます。
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発売前から重版!?【インタビュー】一穂ミチ
「ほんタメ」は
“ほん”から色んな“タメ”に繋がる
エンタメチャンネルです。
教育系YouTuberのヨビノリたくみさん
女優・タレントの齋藤明里さん(あかりん)
がMCを務める
本好き同士の対話形式で番組が進む人気番組です。
2021年5月29日公開の動画です。
たくみさんが初めて作家さんにインタビューする企画です。
すごく上手で、ぜひ作品を読みたくなるインタビューでした!
あとDの初顔出し記念動画です😂
一穂ミチ『スモールワールズ』──編集者が惚れ込んだ才能と作品誕生の裏側
今回紹介する動画は、小説『スモールワールズ』の著者・一穂ミチさんへのインタビュー。
普段知れない「執筆のスタンス」や「題材の生まれ方」「編集サイドの視点」まで語られた貴重な内容でした。
編集者の“ラブコール”から始まった企画
動画ではまず、一穂ミチさんの短編に惹かれた編集者が熱烈にオファーしたことが語られます。
雑誌「小説現代」のリニューアルタイミングで「歪な家族」をテーマに短編を依頼し、それが後に『スモールワールズ』の収録作品につながることに。
出版後は書店員の支持を集め、口コミで広がり重版を重ねた注目作となりました。
日常のニュースから芽生える着想
作中の題材は“日常の違和感”や“ニュース”から掬い上げられるとのこと。
例えば、虐待疑惑で祖母が逮捕されたものの裁判で無罪が証明された事件から着想した作品もあり、
「報道からは見えない側」を描こうとした背景が印象的でした。
ここには、人間の思い込みや偏見に潜む“暗がり”を見逃さない作家視点が滲みます。
俯瞰して書く作家──“感情移入しない”理由
興味深いのは、一穂ミチさんが登場人物に過度な感情移入をせず、冷静に俯瞰して物語を紡ぐ作家であること。
読者に解釈を委ね、物語内で「正解」や「結論」を押し付けない姿勢が編集者も絶賛していました。
だからこそ、『スモールワールズ』には苦さや迷いが残る──けれどそれこそが“現実の手触り”でもあります。
読後に残る“肯定の温度”
テーマは決して明るくはありません。
しかし、読者の暗い感情や弱さを否定せず、そのまま受け止めるような距離感が本作の魅力。
SNSでも「気持ちを否定しない物語」や「救われた」という声が多く、文学としての広がりを見せています。
著者からのメッセージ
『スモールワールズ』は“ささやかな6つの物語”。
そのうち一つでも気に入ってもらえたら嬉しいと一穂ミチさん自身が語っていました。
創作に興味がある人はもちろん、「家族」「他者」「救い」「暗がり」をテーマにした文学が好きな方にも刺さる回です。
作品がどのように世に生まれ、広がっていくのかを追体験できる貴重な内容になっていました。

