【ほんタメ!】第165回直木賞候補作を全て読んで紹介します【あかりん企画】
ほんタメ!動画が更新される度に備忘録としてUPしていきます。
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【第165回】直木賞候補作を全て読んで紹介します【全5冊】
「ほんタメ」は
“ほん”から色んな“タメ”に繋がる
エンタメチャンネルです。
教育系YouTuberのヨビノリたくみさん
女優・タレントの齋藤明里さん(あかりん)
がMCを務める
本好き同士の対話形式で番組が進む人気番組です。
2021年7月17日公開の動画です。
あかりん企画、直木賞候補作をすべて紹介してくれる回です。
直木賞候補作!あかりん本当に説明がわかりやすくてすごいです☺️
第165回直木賞候補作を一気に紹介!
今年も注目の季節がやってきました。今回紹介するのは第165回直木賞候補作に選出された5作品。それぞれ作風もテーマもまったく異なる力作揃いです。
動画内ではMCの二人が実際に読みながら感想を語り合っており、読書の幅が広がる内容でした。
📘候補作品一覧
『スモールワールズ』一穂ミチ(講談社)
短編集で、様々な人物の内面や“隠している弱さ”が丁寧に描かれる作品。
一穂ミチさんといえば繊細な心理描写が強みで、本作でもその魅力が存分に発揮されています。
BLジャンルで活動していた著者が一般文芸へ踏み込んだことで話題に。
感情の機微や小さな痛みを言語化する力が素晴らしく、「人間の悪さ」や“心の裏側”を綺麗に描いた短編集です。
『おれたちの歌をうたえ』呉勝浩(文藝春秋)
“大河ミステリー”とも呼ばれる重厚な作品。
昭和→平成→令和の三つの時代をまたいで描かれる壮大な物語で、少年時代の事件に囚われながら生き続ける主人公の人生がテーマ。
「若い世代に語り継ぐ」という軸があり、世代間の継承や文学の存在意義までに踏み込んだ読み応えある一冊。
ボリュームは約600ページと分厚いですが、一度読み始めると引き込まれる重厚な作品です。
『テスカトリポカ』佐藤究(KADOKAWA)
心臓密売を巡る“クライムサスペンス”。
悪い男たちが自分の信念のために悪を貫く姿がとにかく魅力的で、暴力や犯罪描写がありながらもどこか爽快感がある作品。
「表紙が怖い」「内容が難しそう」という人でも、一度読み始めれば物語の力に押されて読み進めてしまうはず。
悪に惹かれる瞬間がある、そんな作品。
『星落ちて、なお』澤田瞳子(文藝春秋)
幕末〜明治の絵師・河鍋暁斎の残された娘のとよ(暁翠)を描く一代記。
女性として生きるか、画家として生きるか──
時代の転換期で揺れる価値観の中を強く生きる姿が印象的。
歴史物ですが明治という比較的想像しやすい時代のため読みやすさもあり、女性史や美術に興味がある人にもおすすめです。
澤田さんは今回直木賞候補5回目という実力派。
『高瀬庄左衛門御留書』砂原浩太朗(講談社)
一見渋くて遠ざけがちな時代小説。しかし中身は“静かな美しさ”に満ちています。
50手前の武士・高瀬庄左衛門の人生を淡々と描く作品で、大事件が起こるわけではなく、彼の静かな日常と人生の余白が丁寧に書かれます。
妻や息子を失い、残された家族と関係を続けながら淡々と生きる姿が胸を打ちます。
丁寧な筆致で、蕎麦や塩むすびなどの食描写も魅力。読むと蕎麦が食べたくなる。
まとめ&感想
今回の候補作はとにかくジャンルが多様!
- 心理描写
- 重厚ミステリー
- クライムサスペンス
- 女性史×美術史
- 渋い時代小説
同じ賞の候補とは思えないほどバラエティに富んでおり、視聴者・読者どちらも楽しめるラインナップでした。
直木賞候補というだけで書店でも目に入りやすくなる時期なので、
- 表紙で選ぶもよし
- 気になるジャンルから入るもよし
- 普段読まないジャンルに挑戦するもよし
この機会にぜひ手に取ってみてください。

